マードック氏の支配するアメリカのメディア

オーストラリア出身でアメリカ国籍を取り、トランプ大統領と同じくニューヨークをベースにした大財閥になっているマードック(Rupert Murdoch)氏。
彼のことは、以前のコラム欄でもトランプ氏との近い関係などとして採り上げた。

2016年選挙でマードック氏は、初めトランプ大統領の支持に回っていなかったが、今は新大統領を歓迎し、よりを深めている。

マードック氏は、以前からトランプ大統領の義理の息子クシュナー(Jared Kushner)氏のニューヨーク市内での不動産事業で手ほどきをしたこともある一方、
クシュナー夫人、つまりトランプ大統領の長女イヴァンカ(Ivanka)は、マードック氏の前夫人との間の娘らの信託財産の管理で手伝ってやったこともあった。


NPRが伝える、以上のような仲から更なる事実として、マードック氏傘下のアメリカの次のようなメディアの動きがある。

1つは、ウォールストリート・ジャーナル内での記者らによる反発の動きである。
何かと言うと、編集長がトランプ氏や共和党寄りの記事を書くように指示したことに対するものである。

編集長は、「(会社の方針が)嫌なら、他所のニューズルームへ行け!」と言ったことを受けて、1週間後ワシントンでも名のあるレポーターがウォールストリート・ジャーナルを辞めて、よりリベラルなワシントンポストへ移ったっという話しである。

もう1つは、トップによる女性編集者などに対する性的嫌がらせでゴタゴタしていたフォックス・ニューズでは、マードック氏自身が、そのトップを頚にした後、息子が入って、同社をより中道的なチャンネルに切り換えようと努力中であった。
ところが、ヒラリー・クリントンの敗北を受けて、元来た道より更に右寄りの方向に変ってしまった(マードック氏は、女性編集者の後任としてトランプ氏寄りの編集者を持ってきた)。
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