南フロリダの中毒患者

アメリカが一種の麻薬社会になりかかっていることは、未発刊の小著「ドナルド・トランプ―その人に迫る」中にも記した。
本ブログでも麻薬と汚職麻薬犯への処刑などで取り上げた。
そのアメリカの各州、各地から麻薬中毒患者が集ってくるフロリダ州南部の地がある。

今回NPRが採り上げているのは、トランプ大統領所有の別荘転じてクラブ、マラ・ラーゴのあるパームビーチの南、デルレイビーチである。

そこの街の救急センターの電話がけたたましくなり続ける。
そのピークは、毎週金曜日の午後7時頃だという。
1つに答え終える前に、もう1つの電話が鳴りだす。
救急隊が駆け付けると、中年の婦人が簡単な椅子の上に寝かされて、脇道に放置されている。
その目はうつろで、近所の人が言うには、「誰かが車でやって来て、その人を、この道端に放り出して行ってしまった…」。
救急隊は、意識を取り戻させる薬品を鼻から勢いよく吹き込んだ後、その婦人を救急車に乗せて、病院へ向った。

救急隊長が言う。
「野外よりも、家の中で対応する例の方が多いが…何しろ南フロリダは、全国からこの手の患者が持ち込まれる…昨年だけとっても、そのうちの半分、1000人以上が死亡した…」。

保険会社の広告では、フロリダの療養センターにいるこの手の患者の75%はニューヨーク、ニュージャージー、ミシガンなど、他州から来ているという。
それも20代が多い。家族が持て余してフロリダへ送り込む。
悪い奴が中に入ってきて、そうした療養施設にも暗黒面がある。
保険詐欺、マネーロンダリング、性犯罪、賄賂等々である。
そういう療養施設は、直ぐに患者を放り出してしまう。そうなると、後は公的な施設しかない。

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