トランプ大統領とウクライナ問題

アメリカとロシア。この世界の2強、核大国の間柄がどうなのか。
これは、暇人の「当てもの」どころではない。つい先日も、トランプ大統領とプーチン大統領とが初めて面談したが、かつトランプ大統領は、会談につき肯定的コメントをしていたが、簡単に一言で、どちらかに片付けられるような問題でないことだけは確かである。

ところで、この米ロの間柄が、仮にも「改善に向かう…」などのニュースが正しいとしたら、それで大いに悲しみ、落胆し、衝撃を受ける国と人がいる。
たとえばウクライナであり、ポロシェンコ大統領である。
NPRは、そのポロシェンコ大統領が、一種の「招かれざる客」としてワシントンを訪問したことを伝えていた [1]。

ポロシェンコ大統領の公けのツイッターでは、
「トランプ大統領が、7月にプーチン大統領とハンブルグでのG-20の場で面談するより前に、会っておくことが肝心」
としていた。
結局、ポロシェンコ大統領はペンス副大統領と会談。
NPRは、トランプ大統領とは、ホワイトハウス内で写真に収まる程度と記している。

そこでのトランプ大統領の外交辞令として伝えているのは、
「ウクライナというのは、アメリカも、とても係ってきた処で…人々が色々、我々もそうだが、見たり、聞いたりしている…」
と言ったものであった。

一方のポロシェンコ大統領の方は、「アメリカは、ウクライナにとって最も頼りになるパートナー…」式の応答をしていたが、NPRは、元ウクライナ駐在のアメリカ大使との対談を通して、この言辞はウクライナ人らがトランプ政治を見ている見方とは違うんじゃないかとして、トランプ大統領の「ロシアによるクリミヤの併合を承認してもよい」、かのような口振りを伝えている。

しかもティラーソン国務長官も、6月下旬、議会で東ウクライナを巡る国際和平交渉案、いわゆる「ミンスク合意」に「拘らない」かのような発言をして、議員らをびっくりさせていた。







[1] 「赤絨毯を拡げていたとは確言できない…」としている。また忙しく纏められたスケジュールによる訪問の目的として、東ウクライナでの内戦につき説明するため、としている。
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